アクロラドのCdTe素子には、以下の3つのタイプがあります。
電極にインジウム(In: indium)および白金(Pt: platinum)を用いた素子です。
ショットキーダイオード特性をもっており、逆バイアスをかけることで暗電流を極力抑えることができます。
3つのタイプの中で暗電流をもっとも小さくできます。
インジウム電極(陽極)側をフォトリソグラフィー技術を用いてパターン化することはできないため、2D検出器においては、ホール収集を行います。
電極にアルミニウム(Al: aluminuim)および白金(Pt: platinum)を用いた素子です。
ショットキーダイオード特性をもっており、逆バイアスをかけることで暗電流を極力抑えることができます。
アルミ電極(陽極)側をフォトリソグラフィー技術を用いてパターン化できるため、2D検出器においては、エレクトロン収集を行います。
クロスストリップ電極素子のような、両面にパターン電極を形成することができるタイプです。
電極に白金(Pt: platinum)を用いた素子です。
オーミック特性を示し、低バイアス駆動および長時間安定動作に向いているタイプです。
クロスストリップ電極素子のような、両面にパターン電極を形成することができるタイプです。